世界で 印鑑社会 は 日本だけ?!
こんにちは。
ふろのです。
私、パートですが、行政書士をしているんですよね。
行政書士っていうのは、
簡単に言うと
お役所とか、警察署にとか
ようするに公官庁に提出する書類を
お客様に代わって書いたり作ったりする仕事なんです。
いちお、行政書士法という法律もあります。
で、
いつも思うんですが、
日本のお役所ってなんで、
あんなに印鑑が好きなんでしょうかね?
例えば
私が行っている自動車登録では
委任状に印鑑が無いといけないし
その押された印鑑を証明する
印鑑証明書も必要です
もし、車の名義を変えるなら
譲渡書にも印鑑が必要。
軽自動車なんかですと
直に申請書に印鑑を押せば良い場合もあるくらいです。
また身近なものとしては、
家を買う時や、
引越しをするときには
必ず、印鑑が必要ですよね?
中学生が高等学校に入学書類を持っていく時にも
願書受付書類を提出するのに
印鑑が必要です!
また、
受理をした受験票などには
「公印」や収受印が
押してあることがほとんどです!
職場の毎日の
決裁やりん議などにも
印鑑がまだまだ欠かせませんよね?
それでは
こんなふうに印艦を日常で使用している国は
日本だけなのでしょうか?
どうやら、
>
私なりに
いろいろと調べてみたのですが、
日本でいう、印鑑文化は、
現在では、日本のみのようです!
確かに、
印艦の発祥は中国で
もっとも古い印鑑も中国でした。
そして、現在でも
様々な印章も存在します。
また、
台湾や韓国にも
印艦を使用する文化があるようです。
ヨーロッパにおいては
その昔、
権力を示すために印章を使用した時代もありましたが
現代では、そうした文化はまったくなくなっているそうです。
どうして日本人だけ
日常生活に
印艦を使用しているんでしょうか?
宅配便の受け取りなんかにも。
最近は機械で
サインすればいい業者も現れていますが
まだまだ、
通常はいわゆるシャチハタのような印鑑を押します。
(もちろん、サインでも大丈夫ですが。)
確かに昨今
日本も欧米のように
サインで済むような
書類や
銀行口座も増えています。
それじゃぁ、
印鑑文化のない海外籍の方だって
大勢日本にいるのだから
もう、
印艦なんて、必要ないんじゃない?
などど、
ちょっと思ったりします。
確かに、
印鑑を使用しないことにして
日本国民が、印鑑の代わりにサインで!
という
日がやがて来るのかもしれません。
ところが、
いくら、
印艦を廃止して
サインで書類作成も大丈夫なような
制度改正?をしたところで、
実は、
「サイン」を「印鑑」に替わるものとして
日本のお役所的には
要求するだけなんですね。
どういうことなのかというと、
例えば、
今現在も、
印艦のない海外在籍の方が
日本で土地を取得したり
車を購入するには
どうするかというと、
「サイン証明」を
在籍する国の大使館で発行してもらうことになります!
結局、
「サイン」による契約や登録を行うにしても、
印鑑証明書と同じ効果の書類が
必要ってことになっています。
ある人に聞くと、
かつて、
日本の役所が
全国的に書類から
印鑑を不必要にしようとしたところ、
全国の印鑑屋さんから
大ブーイングが出たそうです!
本当か嘘かは確かめていませんが、
なんか、
ありそうなお話です。。。
(そう思うのは、私だけ?^^;)
結論として
日本の国から
印艦が無くならないのは
深い歴史的背景や
経済的背景
政治的背景等々
色々な理由があるのかもしれません。
それに日本人の方々って
あまり、
大きな変化は
望まない傾向にありますかね?
(こちらも、私だけの気のせいかもしれませんが^^;)
この話題はまた、
折を見て
再び
考えて行こうと思います。
ふろのでした。