あおり運転 容疑者 は、 パーソナリティー障害か? ついに逮捕! 宮崎容疑者が発症したであろう「パーソナリティー障害」とは? 刑が軽くなるような病なのか?
こんにちは。
ふろのです。
ついに、常磐自動車道で酷いあおり運転をした
容疑者が逮捕されましたね。
宮崎 文夫容疑者 (43歳)です。
↑ネット上でも
その指名手配の顔が晒されることになっています。
高級車を我が物顔に乗り回し
酷いあおり運転を繰り返していたと思われる容疑者に
日本国民の目が向けられており、
二度とこうした事件が起こらないために
どうしたら良いのか
考えさせらえれています。
ひとつ気になるのは
ネット上ですが
この宮崎容疑者が
重いパーソナリティー障害なのではないか、
と言われている事です。
さて
この、パーソナリティー障害とは、
一体どうゆう病なのでしょうか?
パーソナリティ障害とは
物の考え方や、行動が著しく他の一般の人と比べて
異なってしまう状態で、
日常の生活にも困難な事が出来てしまう病気のことです。
人間関係を作っていくうえで、困難となる場合があります。
パーソナリティ障害その原因は?
パーソナリティー障害は遺伝的要因、社会的要因などが複雑にからまって
影響をしていくと考えられています。
例えば遺伝的に障害になりやすい体質であったり、年齢を重ねていくうちに
経験した出来事が引き金となって、病気の発症に至る場合など様々です。
WHOの診断ガイドライン「ICD-10」によると、
パーソナリティー障害は小児期後期、あるいは、青年期に現れる傾向があります。
そして成人期になり、明らかに持続するようになります。
パーソナリティー障害の症状
パーソナリティー障害には様々な種類があります。
妄想性パーソナリティー障害
生活上、何かにつけて疑いを持ち、通常よりはるかに他人を信じる事が出来ない障害です。
明らかな証拠などに寄らず、「他人に何かされる」「他人が危害を加えてくる」「他人により自分が騙される」などと決めてかかります。
親しくしてくる友人や、同僚についても、疑いを持ち、少しでも不誠実さがあると、自分の考えを正当化し、自分が正しいと思い込みます。
自分の個人情報等が不当に取り扱われることを恐れます。
そのため、他人には自分の秘密を打ち明けたがりません。ゆえに、他人と親密な関係を築くことは困難であると言えます。
配偶者やパートナーに対してもしばしば、攻撃的で疑いを持ち、「不誠実だ」と
疑い、場所、友人、行動等を常に疑い、回答を要求します。
一方で、自分自身に対しての批判はなかなか受け入れることが出来ません。
妄想型パーソナリティー障害を患うと、しばしば、勝手に相手から侮辱されたと受け取り、怒りに任せて逆襲しようとし、「裁判で戦う!」などという言動をすることもあります。
統合失調質パーソナリティー障害
統合失調症とは異なります。
こちらのパーソナリティー障害は、他人と親しくなりたいと思いません。
おおむね、一人で時間を過ごそうとします。
家族以外に親しくなる人は存在しません。時には、家族でさえ、疎遠となることもあります。
他人が自分をどう感じようが、まったく無関心です。
時に性的にも無関心であることが多いので、一生独身であることが多いです。
記憶力が高く、動物に関心があるという特徴もあるようです。
非社会性パーソナリティー障害
社会的なルールを破ることに喜びを覚え、他人を傷つけたり、欺いたり、他人の権利を妨害したりすることを何とも思わない障害です。
小さいうちから他人や動物を傷つけたり、持っているものを壊したり、嘘をつく、盗む、重大な規律違反など、しばしば行うという特徴があります。
この障害を持つ人は、窃盗や傷害事件など、飲酒運転、道路交通法違反、速度超過などをたびたび繰り返す傾向にあります。
物事を深く考えず、すぐに行動を起こし、その結果、他人がどうなろうが、自らの行動を顧みることはありません。
被害者に対しても、「負ける方が悪い」などと自分を正当化しようとします。
自分の行動を改めたりする発想を持ちません。そのため、自分の説を他人に押し付け、自信過剰な傾向もあります。
また、極端に責任を取ることを嫌い、しばしば無断で会社を休んだり、理由もなく仕事をしなかったりします。無責任な人間関係で、一人と関係を続けようとはしません。
演技性パーソナリティー障害
この障害は、広い意味で、自分に注意を惹きたいと過度に働いてしまうことにあります。
多くの場合無意識に自分中心な劇の役割が決められていて、シナリオにしたがって行動してしまう傾向にあります。
常に自分が話題の中心になっていないと気が済まずに、うまくいかないと泣きわめいたり、人から同情を買おうとします。
その結果、自殺をほのめかしたり、相手に脅しをかけてしまったりすることもあります。
常に物事を誇張してとらえており、その考え方や自分の感情を大げさに表現することがあります。
性別を問わず、異性に魅力的であろうとし、不適切な挑発行為、誘惑的な外見をします。
人間関係に対しても、実際以上に親密だと考えます。
いわゆる思い込みが激しい、勘違いな性格である、などととられてしまう障害です。
強迫性パーソナリティー障害
「脅迫症」とは別の障害で、秩序や物事の完璧さを重んじます。あまりのこだわりの強さに、柔軟性や効率性が失われています。
形式や手順ばかり極端にこだわり、本来の目的を達成することが出来ません。
道徳や倫理観、自分の価値観を重んじ、融通が利きません。
全て自分のやり方で仕事が行われたいため、他人に物事を任せる事が出来ません。
回避性パーソナリティー障害
この障害を持つ人は、基本的に内気で静かで目立つことを嫌います。
自分が恥をかいたり、批判されたり、笑われたりすることを極端に嫌い、常にそうした状況にならないように、人間同士のかかわりも過度に避けようとします。
本心では社交的なかかわりを持ちたいと思っているのに、好かれている事や、批判されないことが確信されないと、人間関係の中に入っていく事が出来ません。
依存性パーソナリティー障害
誰かに面倒を見てもらいという欲求が過度になる障害です。
親や兄弟のように面倒を見てくれる人との元から離れようとしません。自分一人では生きていかれないと思っています。
自分で物事を計画するというよりは、人に頼って従おうとします。
配偶者による暴力を受けても、精神的、肉体的な苦痛を受けても我慢して従おうとしてしまいます。
自己愛性パーソナリティー障害
自分は特別な存在で、重要な人間である、と通常では考えられないほどの誇大妄想を抱きます。自分の能力を過大評価し、しばしば見栄を張り、自慢げに人に話します。
自分は特別な地位の高い人に理解されていると感じており、しばし批判されると傷つきやすく、うつ状態になってしまう場合もあります。
まとめ
以上のように、「パーソナリティー障害」一言で言っても、様々な症状があることが判りました。
私は、
今回逮捕された容疑者のおよそ尋常でない言動の数々に、
これらの障害を有している可能性が高いと思えてならないのです。
さて、これらの症状の中で、宮崎容疑者に該当する病状はどれにあたるのでしょうか?
読者の皆様もお判りいただけますか?
しかし、たとえ、
容疑者がパーソナリティー障害を発症していたとしても、
今回の犯した数々の罪は、
帳消しになるものではありません。
今回の「高速道路連続あおり運転、傷害事件」は、
今後の車社会における交通環境にも
多大な影響を与えることなりました。
警察や検察はどうか情状酌量することなく、
刑事裁判においても極刑に処されるような
結末となりますよう、
願ってやみません。
ふろのでした。